アフリカで治験参加 ~紫雲プロジェクト-1~
アフリカで治験参加 ~紫雲プロジェクト-1~
この度、大草薬品株式会社は熱帯地域に多い感染症、リーシュマニア症の治験研究プロジェクトに参加します。
リーシュマニア症はサシチョウバエが媒介する原虫による感染症。皮膚が冒され、重症になると鼻が欠損する例もあり、世界保健機関(WHO)でも治療法の研究に注力しています。発生地域は主にアフリカ、中近東、中南米、アジアであり、世界で1200万人を超える患者がいますが、現在は副作用の強い治療法しかありません。長崎大学の研究チームが、和漢薬を活用したリーシュマニア症の研究に取り組んでおり、今回、長崎大学並びにアーマーハンセン研究所(エチオピア)と共同で治験を行うことになりました。
紫雲膏は漢方外用薬で、ひびやあかぎれ、あせもなどに効能がありますが、患部に塗りやすくするため、原料に豚の脂を原料としていることが多いので、アフリカに多いイスラム教徒が使うのは宗教上難しいとみられてきました。しかし大草薬品株式会社の製品には豚脂が含まれておらず、現地での治験が可能と判断されました。
大草薬品株式会社は本プロジェクトを通じて、発展途上国のため、国際貢献活動に取り組んで参ります。
※紫雲膏とは漢方の軟膏です。ひび、あかぎれ、痔核によるつらい痛みを緩和します。急な火傷(やけど)、皮膚のトラブルなどの常備薬として幅広くご使用いただけます。
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紫雲膏 神奈川新聞.pdf
紫雲膏プロジェクト
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