豆知識 手荒れのお話
皮膚の構造
人の皮膚は、一番外側で外部刺激から皮膚を守る『表皮』、その下の水分や弾力を維持する『真皮』、更に内側の主に脂肪で構成される『皮下組織』
の三層構造になっています。
皮膚が乾燥したり、水仕事をしていると厄介なのが手荒れやあかぎれ・・・。
実際みんな同じようなものだと思い込みがちですが、それぞれ以下の特徴があります。
ひび
表皮の深部または、真皮に達する細くて深い線状の亀裂のこと。あかぎれ
ひびが進行して出血を伴ったり、ひびのある部分が炎症して赤みを帯びたものを言います。あかぎれはひびが悪化してなる状態ということですね。
あかぎれになると見た目も痛々しく、痛みを感じたり、
水がしみたりして、日常生活に支障をきたすことが多くなります。
手荒れ
水や洗剤、その他のさまざまな外部刺激によって手がかさついたり、かゆみなどの症状が出ることを言います。乾燥から始まることがほとんどで、
手全体に症状が及ぶ場合もあれば、部分的に症状が見られる場合もあります。
かきむしることにより、悪化したり治りにくくなるケースもあり、
手荒れの一症状として、ひびや、あかぎれになることもあります。
しもやけ
寒さなどによる血行不良が原因でおこり、血液が届きにくい抹消に多く発生します。水に濡れた後や、急激な寒さや冷たさによる刺激にさらされると生じやすいです。
しもやけは、寒さから皮膚を守ることが重要です。
手袋や厚手の靴下、耳を覆う帽子などを利用しましょう。
抹消の血行を良くする入浴や、血行をサポートする、ビタミンEの入った食べ物
(ナッツ類、ニラ、ねぎ、青魚、ウナギ、アボカド等)もおすすめです。
有効な治し方
・ハンドクリームや軟膏でこまめに保湿する。
乾燥によってできるあかぎれやひびは、保湿をすることによってあかぎれの状態を軽減し、改善することができます。常に水に触れなくてはいけない方は、ゴム手袋を使ったり、
寝るときに保湿をするなどの対策をとりましょう。
・お湯を使わない
家事の中でも一番水に触れて、手荒れやあかぎれなどが痛むのが洗い物ですよね。お湯を使うと油汚れが落ちるメリットがあっても、手の余分な皮脂まで落として、乾燥を
促してしまう恐れがあります。お湯の使用を思い切ってやめてみるとガス代や電気代の
節約にもなりますので、是非試してみてください。
・食事を変える
新しい皮膚組織をつくるときに欠かせないのが、ビタミンC、ビタミンE、ミネラルなどの栄養素です。これらを多く含む食事やサプリメントを摂取するのも、
ひびわれ・あかぎれ等のキズケアに最適です。
手荒れ全般には紫雲膏を!
紫雲膏は、ひび、あかぎれ、痔核によるつらい痛みを緩和します。急な火傷(やけど)、皮膚のトラブルなどの常備薬として幅広くご使用いただけます。
その他
ひび、あかぎれ、しもやけ、魚の目、あせも、ただれ、外傷、火傷、痔核
による疼痛、肛門裂傷、湿疹・皮膚炎
当社の紫雲膏は豚脂(ブタの脂肪)を含まないため、脂質の酸化による
臭いや刺激を気にすることなく、ご使用いただけます。